大阪府豊中市に在住の頃、家族で大阪リッツカールトンに2泊3日の宿泊に行きました。
スーツとドレスを着てタクシーを呼びます。車で30分程度で梅田のリッツカールトンに到着。2ベッドルームのスーペリアルームにExtraBedを入れてキャンペーン価格で4万円強/泊。2泊で9万円。家族は9万円も使うなら旅行にいったらいいのに、という意見もありました。が、連休に移動で疲れるような旅行よりも、上質な空間で上質な時間を過ごすほうが有意義、と実施しました。
ホテルに到着すると、まず広々とした部屋で1時間ほどゴロゴロします。それから、コンシェルジェフロアに上がり、軽食や飲み物を随意に取ります。また部屋に戻るとゆっくりして、飽きたら子供達とプールに行きます。ひと遊びして疲れると、コンシェルジェフロアで軽食と飲み物を頂いてからまた部屋に戻り一眠り。
そうこうする内、夕食の時間です。ホテルに隣接するレストランでイタメシ。これはホテル外のお客も対象にしているので特別高い訳ではなかったです。夕食後翌朝の朝食のおいしいパンを買おうと地下の飲食フロアをぶらぶらすると喫茶/バーでカルテットの演奏をしています。リッツなので演奏は一流。入り口付近で立ち聴きするだけでしたが、ゆったりした気持ちになります。10分くらい演奏を聞いてから、パンのコーナーに行きます。ケーキも売っていますがケーキは翌日。おいしそうな堅めのフランスパンと菓子パンを買います。
夜は探検です。リッツホテルは結婚式フロアがふかふかの絨毯。子供達は絨毯の上を50m走です。絨毯の通路の両側は絵画や陶器で一杯。さながら美術館のようです。馬や犬の絵がたくさん架けられています。1時間ほど宴会用の2フロアを廻り、年代物のイスに腰掛けたりして楽しく過ごしました。
翌日。朝寝坊しながらまず朝食は前夜に用意したパンです。一息つくとプールが好きな3人の子供達と一緒にプールへ。プールはがら空きで、西洋人の母子が泳いでいるだけでした。1時間ほど遊んだ後は部屋に戻って1時間ほど本を読みました。子供らも自分たちの好きな本を持ってきていたので自分なりに読書です。続いてまたコンシェルジェルームに上がり、サンドイッチやクッキー、ジュースや大人はシャンパンを飲みながら、またまたゆっくりします。子供らもコンシェルジェのお姉さんに下にも置かない扱いでご満悦です。
ここまで来ると皆、それなりに疲れが溜まったのかぐっすり昼寝です。昼寝が終わるとウィンドーショッピング。観るだけですが珍しいものを売っているので楽しく見て廻りました。夕食は今日は贅沢をしてホテル内の中華。服装はそれなりにドレスアップしていますので場の雰囲気に合わせて楽しめます。食事の後は昨日とは違うバーで、今度はジャズをやっていました。少し聴いてから、ホテル内でケーキを買って部屋に戻って5人で食べます。
それから夜の探検です。昨日よりも時間が遅かったので照明が一部落ちています。すこしお化け屋敷の雰囲気も加わって子供達は大騒ぎです。それでも前日に勝手をしっているのでどんどん先に行きます。さながら障害物競走のようです。昨日見た同じ絵を改めて見直したりします。年代物のソファやイスにはやっぱりもう1回どっしりと座ってみたくなります。何をするわけでもないですが暫く座ったままでおしゃべりします。周りは照明が落ちていて、ソファの周辺は煌々としています。周囲は明時代の陶器がずらりと棚に入っていますし、足元は5cmくらいの厚みのあるふかふかの絨毯。とっても贅沢。
部屋に戻るとお風呂に入り、みんなぐっすり眠りました。
最終日はあまり時間もないので、プールと読書、そして最後はタクシーに乗って自宅まで帰ります。家族の感想は上々です。無理に旅行に行って渋滞や混雑で疲れるよりもずっと楽しかった、とのコメントもあり、この企画は成功でしょう。
以上
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