今回の徒歩旅行の実行に当たり、出発前に近隣の山奥のダム付近で野宿の予行演習をしました。ダム湖を見下ろす高台まで2時間程度歩いて、休憩ベンチがある峠で簡易テント/ツエルトを張って宿泊しました。
<ダムでの予行演習>
車も滅多に通らない場所なので、簡易コンロとアルミ鍋(コッヘル)で携帯食を温めて早々に眠りました。薄い雲がかかり少し霧のような雨が降ったり止んだり。星は見えません。
と、夜中22時過ぎころ、に車が10台ほどがこの場所に集合してきました。ロックをガンガンに掛けています。テントの外を20人くらいがウロウロしています。
テントの中で息をひそめていると、テントのすぐ横で2-3人がたむろして、煙草を吸い始めます。そのうち、シンナーを吸い始めました。襲撃されたら対抗できない状況で緊張しましたが20分ほどで移動してゆきました。
夜の道路沿いは要注意、と強い教訓を得ました。
さて3日目。
雲井駅を出て未舗装路でひと山を2時間掛けて越えます。伊勢廻寺で昼食、インスタントラーメンとオレンジ。この後が大変。新しい小道がたくさんできているのに地図に載っていない。通りがかった人に聞いても方向が異なる。
道に迷ったかな、と思いながら林道を進んでいると、バン、と音がする。しばらくするとやや音が近くなる。更に小山を越えたところで、猟銃の音であることに気が付き、あわてて元来た道を引き返しました。
この後国道まで出てからよく見るとそこは「禁猟区」との標識がある。狩猟区と禁猟区がある地域だったのです。
目標は余野公園。公園まであと少しのドライブインでドカタ姿のおじさんと話が弾む。コーヒーをおごってくれた。
余野公園では、登山姿の人を時々見かけます。大きな木と木の間に簡易テントを張りました。
まったくのオープンエアなので、夜に振った雨による浸水で少し足の方が冷たくなりながら、また数匹の蚊の侵入にも悩まされながら浅くしか眠れない夜でした。
Masa
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