いよいよStep2、次女もフィリピン留学に参入し、パティシエトレーニング4時間/日、アルトサックストレーニング2時間/日が始まります。
パティシエ個人レッスンの授業料は妻が海外に出発する前日に都銀Aで国際送金の手続きを済ませました。万一問題があれば日本にいる留守家族に連絡する、という段取りになっていました。ところが2週間して、フィリピンの大学側からパティシエ授業代が振り込まれておらず、振込み手続きの途中で中止になっている、との連絡あり。
Step2本番の期日が迫っており、私は勤務先から近隣の都銀Bから昼休みに国際送金をトライ。ところがフィリピンの銀行は都銀的には信頼できず、送金時間差による為替差の問題から送金資金が凍結(キャンセルも引き出しも不能な状態)になる可能性がある、という注意喚起を受けました。日本の都銀はアジアで生きていくだけのリスク管理能力と顧客サービスがないことが都銀AとBの事例で判明。
結局MoneyGramサービスで送金。都銀の5千円の送金手数料に対しこちらは1400円、送金は即日で夜間でもリアルタイム。Reference No.さえ伝えれば、IDで本人確認をフィリピン側で実施し直ぐに送金完了しました。
出稼ぎの人々のふるさとへの安価送金の仕組みとして発達したものが、日本の銀行を上回る信頼性と低料金を達成していることはアジアの近未来を示唆しています。
さて、大学の経理部長宛の送金が完了し、目出度く全ての準備完了。あとはパティシエレッスンの前日に、次女の体系にオーダーメードで合わせ、次女のフルネームを刺繍したパティシエユニフォームがホテルに配達される算段になっています。今回の5日間のレッスンの後にも使えるように、サイズは体の実測値よりやや大きめにしてね、と要請しましたが、さてその通りになっているかどうか。この舞台衣装だけで次女は大興奮です。
アルトサックスは中学のブラスバンド部に入部する直前に叔父からもらった15年選手の楽器であった為、プロのレッスンの前に、押さえ綿のタンポを全面交換しました。音は見違えるほど簡単に出るようになりました。押さえ綿がへたっていたのです。
残された子供二人はこの3週間で、アイロン掛けも馴れ、インターネットで親子丼の作り方を検索して夕食を作り、私はズボンの繕い物などをし、次女の塾の迎えに22時にはアテンドし、父子家庭生活が板についてきました。
現在最終点検中。子供らの関心は移動の飛行機とトランジット空港の待ち時間で食べるおやつのことに集中しています。
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