朝は5時の目覚ましで起きられず、ドライブイン内の売店のおじさんに5:30に起こされた。身体がとても重く、朝8時頃、見つけた神社の隅で1時間ほど仮眠。これで身体はすっきり。
13日目は穏やかなお茶畑や農業エリアを歩きます。10㎏の荷物を背負ったままなので疲れはたまっているけれど、自由を謳歌しているって感じ。
午後に住宅地の近くを歩き、少し座って休んでいると「気分が悪いのですか?」と通りかかったおばさんが声を掛けてくれ、冷たい麦茶を頂いてしまいました。この方のお知り合いも、かつて東京から奈良まで歩いたとか。
興津川? 水が少なかった。丘を越えて河を渡って旅らしい日です。
清水市の外れは昔の面影も一部あって嬉しい。
午後に入り、3時ころからJRと国道1号が海際の急斜面沿いの狭いエリアを並走。人が歩ける部分がほとんどなくなります。数キロ並走して歩いたところ、海ー歩道①-鉄道ー歩道②ー崖、という順で並走している中で歩道②を歩いていました。歩道②は途中で道がなくなり、鉄道点検用の通路を通るか、数キロ戻って歩道①に行くか、という選択となり、点検通路を進むことにしました。
急に「ボーッ」と巨大な汽笛がなって、汽車が通り過ぎ、そのあとは貨物車両が多量に通り過ぎていきます。音の衝撃にたまげました。接近音がほとんど聞こえなかったので不意を突かれたのです。
鉄道がやってくると、点検通路と車両の間隔は50㎝くらいしか隙間がないところで、落ち着きません。歩けど歩けど平行線で、歩道①の方には渡れません。
そのうち日暮れ。
やっと見つけたお寺の軒下を借りるのは断られました。若いお坊さんに「何でそんなことをしているのか、仕事か、研究か」「宿に泊まらないのはなぜか」と不審顔で尋問されました。
また歩きはじめると、気さくなおじいさんが話しかけてくれました。ところがなんだか会話が成り立たない。自分で話して自分でうけて喜んでいる、という少し変わった人でした。
この人ともわかれて更に行くと神社らしき石段発見。数十段登ったところに幸い神社がありました。この高さ故、国道の喧騒も音が遮断されて何とか雨露を凌ぎながら眠ることができました。
今回ばかりは仮眠の場所がないかと覚悟しました。
Masa
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