12日目。
早朝から一号線の歩道無しの道を歩かねばなりません。
そしてトラックは大型が多いので車線をはみ出さんばかりのものがすれ違うため、側道すれすれにはみ出してきます。道路には所々追い越し用に1m~2m程度の幅の追い越し区間がある。これを目指して、10㎏超のリックを背負ったまま私は走ります。
あたかも北陸の親不知子知らず海岸のように、トラックの波が引くと待避所から待避所へ走るのです。登り道で見通しが悪く、音でトラック襲来の予兆を感じながらダッシュ。
ブルドーザーを大型トレーラーがけん引、トレーラーは後輪にタイヤが10個もついている巨大車両です。そんなのがビュンビュンと側道が1mはばしかないところを走ります。
途中小道に逸れて(国道381号線) 丘を2時間かけて超え、静岡市へ。山道もあったけれど、今までも2回山道で迷っているので、安全パイで車道を選択。2時間山しか見えない景色を歩いていると、山並みの間から静岡方面の白いコンクリート群が見えた瞬間、その白い輝きが「文明じゃ!」と感じた。
市街に向けた下り道で歩道の幅がほとんどないトンネル超え。歩道はほぼ真っ暗、ぼーっとした仲で別世界のような排ガスまみれだが幻想的なルートを突破。
後に前夜のように24時間ドライブインを発見。神社を探していましたが、何とか仮眠できるところが見つかりありがたい。
寒すぎるクーラーに我慢して3時まではウインドブレーカーで4畳の休憩スペースで仮眠していたが耐えられず、寝袋で寝た。
Masa
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