早朝から歩き始めて朝食の時間に1号線沿いの店でパンと梨を買いました。店のおばさんが、ここで食べて行け、いってリンゴの木箱を椅子代わりに用意してくれました。自分のアーミーナイフで梨の皮を剥き、朝食です。おばさんは熱いお茶を出してくれました。「熱い方が疲れないから」
富士川への最短ルートである1号バイパスでジョギング中の人に新富士川橋のことを聞くと「このあたりで、東京から京都に向かって歩いている人に良く会うよ」と教えてくれました。やる人はやってるなあ!
富士川を越えて沼津へ。富士川超えは徒歩で10分もかかる。
富士山は見えたときは、雲に切り離された山頂がものすごく高い角度で見えて、山頂だけが空に浮いているようだった。写真写真、と荷物を降ろしてカメラを準備するころにはもう山頂が霞んでしまっていた。
500㏄パックがなかったので牛乳1リットルとバナナ6本を一気に食べると1時間昼寝をしてしまったほどです。
明日は箱根超えです。今日はずっと平地で身体への負荷は軽いはずなのですが、変化が少ないために気持ちの上では旅の嬉しさよりノルマ的な辛さの多い一日でした。
神社がたくさんあって今日は楽勝、と思っていると、沼津市内に入ると途端に神社なし状態。
神社はないですか、と通りがかりの人に聞いてみると、1kmほど先にあるとのこと。
神社に到着するとビルに囲まれたところ。社の石段に荷物を広げていると、通りがかった江戸っ子風の会社帰りの方が「神さんの前でなんだ!もっと荷物は端に寄せろ。お参りに来た人がびっくりするやろ」「お父さん、お母さんを大切にしろ」などなど、いろいろ説教をして帰られた。
ズボンには10cm級の穴(裂け目)が2か所。面倒ですが思い切って針と糸で修理しました。陽が落ち切前に寝る場所の目途が付いたので心の余裕ができたのでしょう。クロスステッチで裂け目を塞ぐように応急処置です。
この神社の水は冷たくて美味しい。富士の伏流水かな。
Masa
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