大学在学中2年の夏に思い立って始めた野宿徒歩旅行の6日目。
8月の夏の暑さを避けて7時にスタート。午前中は前夜の睡眠不足もあり絶不調。強い日差しの中、たどり着いたカレー専門店で水をコップ8杯飲んだ。(当時はCoCo壱番屋の存在を知らず、辛さが選べることに感心。)
午後は露店の八百屋でブドウとトマトを買って食べる。露店のおばちゃんは怖そうな人だったが、ばら売りしてくれた上に、オレンジ2個をおまけに付けてくれた。
気温35℃の中を13㎏の荷物を背負って8時間歩くので、発汗による消耗は激しい。オレンジとかレモン、そして塩がありがたい。
次に泊まれそうな候補地として、昼食地点から知立神社まで20Km。夕方に神社にたどり着くと広い神社の為、隅のベンチの上で野宿しようと準備。すると神社の職員の方が「神主さんには連絡しておいた方がよい」と助言をくれました。
(神社はありがたいのです。①スペースが広い ②水道が使わせてもらえる ③不良がたむろしない。)
神主さんに汗まみれの姿で隅のベンチで野宿したい旨を申し入れました。こわもての神主さん、まず神社のパンフレットを私に手渡してクーラー付の部屋に上げて、神社の云われと歴史を説明くださいました。サイダーとお茶も出してくださいました。
そして野外ではなく、屋根とアルミサッシのある来客休憩所を使うことを許可くださいました。コンクリートの床にテーブルが幾つかあり軽食が取れるような場所ですが、一部が畳の間になっていて落ち着くことができました。
「これ以上のサービスはせんからな」といかつい声でおっしゃりながら、ジュースとお茶と新聞を夜に持ってきてくださいました。
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以下写真は再掲載ですが、リュックの中身は以下のようなものでした。テント(ツェルト)、コンロ(コッヘル)、寝袋、食糧、等、野宿一式13kg。
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