10月訪問の主目的は2つ。1つはTrade Expo, もう一つが骨董市でアンティークの蓄音機を買うこと。
骨董市は前回5月の訪問時にはお気に入りが2台ありました。
1.日本ビクターの1930年代の蓄音機で銘板もあり、音も出た。
(5月のブログで写真掲載分)
当時の言い値は1万5千円。ラッパ部分がしっかりした構造のものです。
2.Philipsの1930-50年代の蓄音機。これは3万円くらいの言い値。
交渉すれば半値になる、というのが当時の感触でした。
今回、驚くべきことが2つ起こっていました。
1)70年以上前の本当の骨董蓄音機の価格が言い値10万円から、に大幅に
値上がりしていること。
2)上記「1」の日本ビクターの同型のものを骨董市の横で量産していたこと。
(10台並行して製作中。)
上記1)2)から推論するに、以下のような現象が起きた可能性が高い、と推論。
・おそらく1か月ほど前に、日本ビクターの1930年代ものの蓄音機を10万円程度
の価格で誰かが買って帰った。
・それで骨董店店主は、ビクターの蓄音機が儲かる、と判断。一方、本物の入荷予定は
ないので、売れたものを模倣しレプリカを一気に10台作成中。
(5店くらいが共同で量産を実施していた。)
<写真:日本ビクターのマークの模造>
<写真:日本ビクターの標準型の蓄音機の模造量産品の1号機>
<日本ビクター品のターンテーブルの量産状況:八角形型と四角形型がある>
<音響ホーン=ラッパ、の部分は古く見えるように、塗装を実施中。>
音はしっかり出ます。レプリカとして購入するならそれなりに面白いです。
言い値が3万円、交渉でたぶん半値でしょう。
.
PR
COMMENT