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音羽山の後も中くらいのアップダウンが続く。草木が密集しているところは汗だくに、見晴らしが良いところにくると絶景に心が晴れる。日差しは強烈。意外に空気が滞留するところも多く、風がない部分も多い。
<写真より絶景です!!>
滋賀に抜け、住宅地まで降りてくると自宅横の自動販売機に長いすを用意してくれている家を発見。ここに寝転んでしばし休憩。たまたま家のおじさんがやってきて「ゆっくりしてきや」と声をかけてくれた。
荷物は13kg。重い。事前の予行演習で近隣のダムで1泊の小旅行をした際は10kgのリュックでテスト。この3kgの差は大きい。
道に迷った末、ようやく琵琶湖が南の淀川方面に向けて流れ出すところにある瀬田唐橋に到着。
<瀬田唐橋の川岸で休憩>
本日の目標は大戸川のキャンプ場。自然歩道の地図とはズレがあって行きつ戻りつしてしまう。
キャンプ場の場所はオープンなところだったので屋根があるところを探します。
見つけたのはお地蔵さんに大きな屋根が付いたところ。
ここで渓流の水をコッヘルで沸かしてインスタントラーメンを作って夕食にしました。
途中、4人家族が車で山道を通りかかり「ずっと旅行してはんのか?」「頑張りや」などと声を掛けてくれる。
夜は天気が急変し、雷雨、かつ豪雨。
川辺でキャンピングカーで野営していた家族は雨の中大わらわです。ラジオをガンガン鳴らしてうるさい人たちでした。
私は予行演習で雨の大変さを実感していたので、テントを張る場合も屋根の下に張ることが夜の浸水騒ぎを避けるために大切、と理解していたので、経験が生かされました。
Masa
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・5:20出発。渓流沿いにキャンプしていた家族はまだ寝ている。疲れの為に前夜はぐっすり眠れた。
カロリーメイトで腹ごしらえ。快調なピッチで山道をずんずん登る。1時間くらい、上りは時速2km
程度なので、そろそろ地図上では不動寺があるはず。
・不動寺を目指したが林道の三叉路でどうも道を間違えた。道は細まりくねくねに曲がり、うっそうとした小道を進む。戻るか進むか。1時間かけて登ってきた道を戻るのか。
山岳部出身の叔父の言葉「山で迷ったら川沿いに降れ」に従い川の中を歩く。川に沿った道がなく川の中をジャブジャブあるくしかないのだ。山では焦ると命に係わることがこともある、と忠告を受けていたので、最悪は山中で1泊する覚悟をすればよいのだ、と開き直る。
しばらくは小川のような場所を歩くが両側から下草が密生して張り出してきているため、草のトンネルのようになっており湿気がこもり、水の中を歩いているのに上半身は汗だくで進む。
倒木で歩きにくいところは腐った木をへし折り川の中に歩けるスペースを作る。1mしかなかった原生林の中の小川の川幅が少しずつ広くなり、砂地だった川底に岩が混じり始める。
・小さな滝のような場所を抜けると、視界が開け、池のようになっていた。その先は伏流となり川は消えてしまう。ここで密生した森の中で蒸し暑さに汗だくの体をさっぱりする為、誰も居ないことを良いことに素っ裸になり池につかる。天然プール。着衣も流水で水洗い。
・さらに降ると伏流の50m先は防砂の石垣のミニ堤防があった。この石垣からは透過した水が噴出している。50mの砂のフィルターを通ってきたのだからこの水はおいしいはず、と思い飲んでみた。冷たくておいしい。
・さらに降ると漸く舗装道路が出現。降った川の名前は吉祥寺川、着いたところは新免。どうやらほとんど出発点近くに戻ってしまったらしい。
・近くの神社の管理人らしき人がローリーエースを2個くれた。この山越えの話をいろいろして道を教えてもらった。
・無人駅の雲井駅に16時に到着。山歩きの後の舗装路の硬さに足が参っていたのでこの駅で泊まることに決定。20:30頃の終電の後に待合室にテントを張る。夜は車数台で駅前に不良がたむろし警戒モード。
■旅行記その1(山岳路遭難編): 初日京都~6日目名古屋 (A4 8ページ)
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東海道53次野宿徒歩旅行その1原稿
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・音羽山の後も中くらいのアップダウンが続く。草木が密集しているところは汗だくに、見晴らしが良いところにくると絶景に心が晴れる。日差しは強烈。
・滋賀に抜け、住宅地まで降りてくると自宅横の自動販売機に長いすを用意してくれている家を発見。ここに寝転んでしばし休憩。たまたま家のおじさんがやってきて「ゆっくりしてきや」と声をかけてくれた。
・荷物は13kg。重い。事前の予行演習で近隣のダムで1泊の小旅行をした際は10kgのリュックでテスト。この3kgの差は大きい。
・道に迷った末、ようやく琵琶湖が南の淀川方面に向けて流れ出すところにある瀬田唐橋に到着。